pétrinのパンは食事パン。
食事パンとは、食事として食べるパンという意味ではなく、食事に添えるパン。
料理があって、パンがある。
これが、僕らの作りたいパンです。
菓子パンも惣菜パンも美味しいし、パン屋としてやっていくには必要不可欠なもの。
多くのお客様が望むパンは、そっちだと思います。
以前やっていたパン屋でも、菓子パン惣菜パンが良く売れていました。
その時こだわったのは、なるべく地元産で、旬の野菜や果物しか使わないということ。
冬にトマトを食べたくないし、夏のリンゴも不自然です。
そうやって、旬を感じられるパン屋を目指していましたが、あるときから違和感を覚え始めました。
これはパンじゃない…?
フランスではパンの定義が定められています。
それは、穀物の粉、塩、水、酵母で作られているということ。
それ以外は、パンと名乗れません。
ではクロワッサンはパンじゃないのか?って話になりますが、あれはヴィエノワズリーです。
カテゴリーはお菓子です。
それともうひとつは、ゴミ問題。
何かを作るために材料を仕入れると、当然ゴミが出る。パックであったりビニールであったり。
パンも残り過ぎたら捨てざるを得ない。
長いことモヤモヤしてました。
僕が作りたいのはシンプルなパンであり、料理のためのパン。
砂糖の甘味ではなく、小麦の甘味。
毎日食べても飽きないパン。
そんな想いです。
伊勢山上に登ってきました。
今回のメンバーはピザ職人、蕎麦職人、パン職人の3名。
山岳救助隊がレスキュー訓練に来ていたので、変な安心感(笑)
受付で入山料を払って、スタートです。
1の行場、油こぼし。
ほぼ垂直を鎖で登ります。
岩屋本堂
風雨で削れた岩窟に、本堂があります。
所々にクライミング要素が。
亀岩の亀を保護。
いつもの岩の上で、賄い飯。
ピザ職人の得意の賄い飯ラーメン。塩レモンラーメン。持つべきものは、飲食の友。
休憩の後は、幾つかの鎖場を降りて
下山しました。そして、裏行場もめぐる。
同い年で、飲食を志す仲間なので話が合わないわけがなく、楽しい山行でした。
〆はメリーゴーランドさんでイチゴパフェとコーヒーを楽しむスイーツ中年。
また登ろうと約束して、解散しました。
ここからはフォトギャラリー。